2013-08-08 幽霊と戯れる 瀬戸内海最後の日は、疲れ切った母の肩もみから始まった。 朝は、小豆島の半島の村の集会所に馴染んでみた。 そして、女の子に飛び越えられ、 水をかけられた。母は見ていないって。 昼には、犬島に渡って精錬所美術館を見る。三島由紀夫の家がばらばらになって飛んでいるのを見た。父は見ていないって。 暑い暑い。 帰りのバスが遅れて新幹線に乗り遅れそうになったのだけど、新幹線が出る二分前に大地震予報が出たおかげで間に合った。何にも揺れなかったって。