アポロニア
昨日の夕方は父上とふみちっちとかやぴで夕暮れの海を見に行った。今日も母の気分が優れないので、三人でまた海を見に行くことにした。
地中海が近いのだ。途中、父上の職場の隣のアウトレットでお弁当を買ってアプロニア公園にお出かけ。
周りの家族に比べてお昼ごはんがみすぼらしいけどまったく気にしない。
年パスで入ってくる人はあまりいないぞ。地中海がまぶしい。
さて歩くぞ。
花が満開で、大人気が。
かやぴも欲しい。
ヘルツェリアの北の果てから見えるのはネタニヤか
海の崖まで登っていておじさんに怒られた。
海にも降りてみたくなった。
かやぴはどこでも登りだした。時々父上が引っ剥がしにくるのが嫌だ。
階段を上らせてもらえないとキャーキャー叫んで怒る 父上もおお困りだ
砂漠の花かなあ
ヘルツェリア見える。この前は母とあそこまで歩いたのだ。
遺跡は飽きたので海で貝殻拾いをすることにした。
今回はスコップを持ってきたのだ
かやぴは最初は水を怖がっていたけれど、慣れてきた。
こんがり日焼けするまで遊んだ。
過ぎ越し祭前
過ぎ越し祭りが近づき幼稚園は長い休みに入った。その前のお祭りに少し出てきた。
場所はいつもの小学校だ。ふみちっちが駄々をこねて遅刻して到着。背の高い人がいたけどあんまり驚かない。
小学校からは海が見える。
かやぴも一人で歩き回るようになった
かやぴはどこでも登りたいのだ
母が体調を崩して早めに退散した
ティムナ公園
今日はエイラットから帰るのだ。ヨルダン寄りの道で帰った。ティムナ公園による。
ずっと気になっていた赤い山を触れる。太古の鉱山もあるのだ。
中は狭くて、閉所恐怖症の父上がすごく嫌がった。
かやぴとふみちっちには丁度良い大きさだ。
母が挟まってなかなか出てこない
谷を登る
がらがらだ。
会う人が、赤ちゃんと子供でも来れるんだと感心してくれる。
かやぴとふみちっちをみて、走って子供を迎えにいった人もいる。皆に希望を与えた。
でも結構絶壁で怖い
父上は怖くて立てないらしい
梯子は大丈夫
山の中の縦穴が降りるための通路だ。
緊張が解けたあたりでおしっこが我慢できなくて、ズボンを下げる前に漏らしてしまった。
濡れたズボンもすぐ乾くだろうと期待して登り続ける。
アーチの穴は風が強い
岩地巡りを終える
場所を少し変えてソロモンの列柱を見る
もう登れないふみちっちを置き去りにして、父上とかやぴはすたすたと行ってしまう。
追いついた。
向こうに見えるオアシスで、お茶を飲んで軽食を食べて帰っ
紅海
エイラットでは海中水族館に行った。
紅海に大きなサメがいるかは知らない。
日差しが強くて父上は嫌がって、さっさとサメを見に行ってしまった。
水族館のサメの餌やりは大人気イベントだった。
でも正直サメが何かを食べるのは見れなかった。
かやぴは一人で歩ける。
外の海は青い
赤いのは船ぐらい
山は赤い
エジプトの国境が見える
砂漠の山
水族館の外に出るとラクダがいた。ふみちっちは父上に頼んで乗せてもらうことにしたのだが、かやぴと先に乗って行ってしまった。
わんわん泣いて文句を言ったけど、父上とかやぴは涼しい顔をして楽しんでいた。
次はふみちっちの番だった。
母と一緒だ。慎重に乗る。さっきはここでかやぴに先を越されたのだ。
うれしい
結構前後に揺れて楽しい
得意満面だ
母とはおそろいの服なのだ。
海辺でお昼に魚をたくさん食べたあと、海で泳いだ。そして紅海ではうんちをした。父上が手で水着の中のうんちを掻き出してくれた。魚が餌に群れる鯉のようにふみちっちのうんちに群れた。怖かった。
かやぴは相撲のけいこ
海は足を見ずにつけただけで怖くて泣いた。
ふみちっちはホテルは大好きだ
アンモナイト
涼しいうちイスラエルの南を探検することにした。まずはネゲブ砂漠の真ん中のラモンクレーターだ。
何となく外輪山があるとクレーターだ
崖があるので気持ちよくかつ怖い。
アイベックスもうろうろしている。お尻は触れなかった。
ふみちっちは子供が特に好きだ。
でもやっぱりお尻は触れない
クレーターの底には変な場所がある
煉瓦みたいな石がゴロゴロしている。
カラフルと聞いたが大体黒い
どこに行っても周りを把握するには地図が大切だ
母も一人うろうろしている
父上のお許しを得て石を拾った
手に石を持つと途端に歩くのが難しくなる
ちょっと色がついていなくもない
アンモナイトの壁があると聞いて場所を移動。でも暑くてしんどい。
ぐずぐずしていると、父上に放って行かれる。豹もいるらしいのに。
やっと着いた。アンモナイトの壁だ。
全部アンモナイトだ。母はまだ気づいていない。
アンモナイトの壁を登る
うんちみたいだ。
先っぽが見えた。
丁度登り安い角度なのだ。
このズボンはお尻がすぐに出てしまう。替えてほしいな。
知らない動物にも覗かれた。
クレーターを抜け出ると、エジプトとの国境沿いを走る
レッドキャニオンにやってきた。転んで泣く。毎度のこと。
機嫌を直して岩登り
高いぞ。ここはみんな登るところ。
登るぞ
赤い谷が始まる
早く早く
かやぴは楽ちんだ
他にも小さい子がいっぱいいた
梯子が何個かある
崖を伝って歩くときは父上がたよりだ
母はこういうのが大好きらしい
アスレチックだと喜んでいた。
谷をどんどん下るぞ
かやぴも歩くぞ
川底が柔らかく、かやぴは歩きにくい
谷を降りてしまうと、今度はう回路から登らねばならない
かやぴも登
登りは登りで険しい
谷の周りは砂漠だ
疲れた。もう歩けない。
ホテルのあるエイラットに向かった。エイラットの山は赤くて不思議だ。
エルサレム壁を歩く
天気の良いエルサレムに行った。キリストのお墓で歌のついた儀式があった。ふみちっちはずっと居たかったのだけど、かやぴが飽きたので早々と帰った。
途中の商店街ではなぜか羊の縫いぐるみがたくさん売られている。
母があまり可愛くないって言って買ってもらえない。
壁登りのチケットやに行くと、ふみちっちもチケットが必要であった。カウンターの下でふみちっちが見えずにかやぴだけが見えたお姉さんが、チケットを売ったおじさんにこの子にチケットを売るのかと驚愕していた。
天気がいい日は日差しが痛い。
母のコートは一気に用なしだ。
父上はふみちっちが落ちないかと気が気がない様子。ドジっ子と全く信用していない。
ふみちっちは父上の会社はこの金色の建物だとずっと思っていたのだ。遂に見たのだけど、ここじゃないんだって。
ふみちっちの真似をする悪い奴を見つけた
どんどん歩くのだ。降りたり。
登ったり。
城壁の北の半分を終わるとロックフェラーセンターに入る。
中庭でおにぎりを食べた。おいしくて三つも食べた。
ライオンにも乗れる。公園のと違って揺らせない。
水の吹き出し口ごときに彫刻して。
かやぴも彫刻が大好きなのだ。
かやぴの足がこんなに大きくなるには、もういくつ寝るといいんだろう。
父上の足よりおおきいなあ。
人だ人だ
建物の中は古いものがたくさん
こわいなあ
入りたくない。お兄ちゃんと一緒に見る。
タクシーで入り口に戻ってダビデの塔に上った。
この前向こうの丘に行ったときは雨で寒かったなあ。
ダビデとは何の関係もない、ダビデの塔で建物見学。隙間から城壁が見えるぞ。
歴史を少し勉強
今度は城壁の南側に出発。父上はこの兵器庫の発掘現場のツアーに行ったそうだ。
南側の壁は通路が溝になっていて怖くない。でも、ふみちっちには何も見えない。
そろそろ疲れてきて、階段は母にお尻を押してもらわないと登れない
這うようにして一段一段を登った。
後ろがつかえているぞ。
地図読みはいかなる時でも大切だ。
もう少し
ははに手を引かれて頑張る
父上はあまり待ってくれない
最後は疲れ果てて、額を地面についてうなった。
ここからヤッファ門までは父上の肩車だ。途中でぐっすり寝て、門の前でアイスクリームを買ってあげるとの母の声で目が覚めた。