ビッグフット

母は雪の中、友人に会いに出かけてしまった。

パンより先に小松菜を食べないと許してくれない狭量な父上と残されてしまった。

父上に連れられて雪の中を歩いてきたが、歩道に登ろうとして転んで手をついてしまった。ちゅめたい。

起き上がって下を見た時に、なにやら動物の足跡らしきものを発見した。転んでもただでは起きないというやつだ。

雪の中の足跡が、忘れられず、思わず寸分違わない足を作ってしまった。あれは大きかった。

おでかけ、

お帰り、