ベツレヘム
今日は東に向かう。ふみちっちはバスやタクシーに乗れると聞いて大喜び。
エルサレムのいつもの駐車場に車を止めて、歩いて町の北に向かう。
聖墳墓教会を横目に見る
市場も横目に見る
ダマスカス門だ
バスでベツレヘムに行き、タクシーで回る。
タクシーは変な方向に商売熱心で、父上は辟易している。
変な所に絵があるなあ。
羊飼いの野にやってくる。
洞窟がある
ここで乳をのませたそうだ
かやぴはどこでも歩くぞ
出し物はちゃちい
彗星かなあ
暑い
ふみちっちは母上にべったりだ
ヘロディウムに来る。火山の加工のような所だ。
バスでおにぎりを食べたので、お昼はどこにも入らない
死海も見える
ふみちっちは一人で後からやってくる。登るときも大泣きして座り込んだけど、みんなが先に登ってしまったので、しぶしぶ登ったのだ。
ふみちっちは駄々を捏ねたためお尻が真っ白だ。
火口に下りていく道がある
真っ白の岩を掘りぬいてある。
母はこういうのが大好き
お化けはいなそう
中腹から外にでて上を眺める。すごく降りてきた。
火口は深かった
生誕教会にやってきた。
行きたくない。生まれた場所の入り口で座り込む。
生まれた場所に潜る。カソリックだもんね。
星の中はべとっとしている。
かやぴは無信心だ。
でも触る
これで風邪をもらったのか。ひいばあさんが神社の紐を触ると病がうつるから触るなといっていたなあ。
閉所恐怖症の父上は息苦しいらしい。
中庭も少し見る
かやぴは興奮気味。
何でも修復中
やっと出てきた。
外形の分からない教会だ
乳飲ませ教会にやってくる。
バンクシー三個目
ハイファ
父上は先週サンノゼに出かけて、アップルの新しキャンパスを見てきたそうだ。
大きくて丸いのだそうで、一周するのは大変だそうだ。
週末にはハイファに出かけた。
テルアビブやエルサレムより気楽に駐車場が見つかった。日本美術館をみてお昼を食べる。
この頃は、ちっちは母が、かやぴは父上の担当だ。
マネカッツ美術館に行くと、本人の展示をするところではないぞよと念を押されてから見せてくれる。
バハーイ庭園を見る。
父上は入ったそうだけど。
そして、お目当ての原人の洞窟に行く。
裏山に登れるということで、登山を始める
カルスト地形で、石が尖っていて少し怖かったけど、閉園丁度までかかって登って楽しんでしまった。
ハイファの墓
ネアンデルタール人の洞窟を目指してハイファに向かう途中、母がお墓に行きたいとちょっと向きを変えた。お昼ご飯を日陰で食べて、お墓巡りだ。
かやぴも陽気に歩き出す。
あら、丁度いい大きさの扉
でもなんか違う
この先は埋まっているのだ。
ミイラが怖いふみちっちも、ヘッドランプをもらってやってきたのだ
なかなかヘッドランプの出番がない
かやぴはどこでも登っていく
やっとミイラがいるかもしれない所に来た。
地図を持ってうろうろする
かやぴもライトをもらて意気揚々とやってくる
ふみちっちとライトの取り合いだ。
どうやらここが一番大きな墓らしい
墓石の前に立たされる
かやぴもランプもち
へんなライオン
ふみちっちはこっちの絵の方が好き
母はこれが好き
かやぴはライトをもらってご満悦だ
ああ面白かった
古代の笑い方らしい。
近くの丘に登る
アザミの茂みだ
ふみちっちは馬除けが渡れない。
暗渠
母の気まぐれで暗渠に入ることになった。当日父上にそっけないブリーフィングを受けた。真っ暗、地下深い細いトンネル、水が流れている、首まで、出口まで半時間。あぷっぷ、ううー。近づいて来ると、目が宙をさまよう。
入り口でチケットを受け取った。70センチよ、幸運をだって。
地下へどんどん降りていく。深いぞ。
なんか歴史の解説があったりするけど、耳に入らない。立てこもって戦うときに水がくめるとか、どっかの山から水路を引いたとか、どうでもいい。
皆大集団で臨んでいる。興奮気味だ。
入り口では水がごうごうと音を立てて狭い水路に流れていく。どこへ流れていくのかは真っ暗で見えない。ちょっと偵察に行った父の報告では急激に深くなっていくらしい。水も冷たく、引き返す人もちらほら。
かやぴを抱っこしていた父上が、かやぴを母に渡して、ふみちっちを抱っこしてくれることになった。父上のヘッドランプももらって出直した。
暫く抱っこしてもらったら浅くなった。
後はどんどんイケイケだ。
エイラットでうんちをした水着で冒険だ
かやぴも探検だ
やっと外に出れた。
太陽がまぶしい。
こんなので行った人がいたんだ。
帰りは城壁の発掘トンネルを伝って戻る。
父上が待ってくれなくて泣く。
母にも見捨てられる。
やっと本当に外に出た。
かやぴは颯爽と歩く
ふみちっちは今になって無駄に冒険のふりをする。
エルサレムだ。
荷物を取りに戻ってお菓子を食べる。足が冷えてお腹が空いた。
お墓
朝から王様のお墓が百個もあるという所に出かける。
ミイラの声があちらこちらから聞こえて怖い
ミイラはお尻を触ったりする
闇の中からほーほーとミイラの声がする
かやぴは全然怖くない
ふみちっちは一人ではだからお墓には入らない
ミイラが来たら逃げるのだ
かやぴは一人で歩く
かやぴはミイラみたいな顔しているのだ
母と穴を通り抜けた
地下におうちが見える
落ちたら怖い
父上はお墓に上ってしまった。
かやぴはお墓で迷う
誰もいない
そのうち、迷宮に迷い込んだ
壁の穴を抜けると外に出られる
海沿い
一人でミイラから逃げていく
ここもやはり暑い
影が恋しい
深く暗い横穴があるのだ
地下の街跡
王様の墓を後にして空港に向かう。空港のある街でラザロの墓のある教会に行った。
ラザロの棺桶だ
なんかみんなが汲んでいく水
墓が下にある教会
外は暑い
多分ラザロの骨
海沿いでランチを食べた。イスラエルでは食べにくい魚介料理だ
ラザロの墓は熱心な信者がいっぱいやってくる
モザイク
昨日までに母は見たいとしていたすべての教会を回ることができたそうだ。今日は修道院を一つ見て、ふみちっちの待っていた海に行くのだ。
殆ど何も見せてもらえない修道院ではリンゴと水をもらって、山への道を案内された。
車を道路わきに止めて登る
ふみちっちは外歩きの方が好きなのだ
近くには滝もある
この洞窟に籠った隠者が、修道院の起こりである
ここは誰でも入れるのだ。
良い景色を楽しんだので降りる
ワイナリーに囲まれた修道院に来た。
観光地になっているだけで、修道院にはほぼ見るものがない。
飽きてふらふらしたふみちっちは一瞬迷子になってしまった。
ガラスやとかもあるが、レースが伝統的なものらしい
観光地として人気上昇中のようで、新しい店が次々と作られている
変わった味のワインも買った
お菓子も少し買った
やっと海に向かう。
海と言っても海岸沿いの公園に入って、母がモザイクを見た
暑い中を歩き回って疲れた。
海と違ってちょっと腹立たしい
かやぴも暑くて疲れてきた
父上の肩車でないと動けなくなってしまった。
きれいなモザイクは限られたところにしかなかった
水疱瘡の薬が日焼け止めのようだ
建物は涼しい
ふみちっちは肩車で公園から運び出された。疲れた。