オバケ展
かやちゃんはかわいいけども、ほってどこかへ行きたいこともある。
父上とオバケ展に行った。長く並ばないと入れない大人気のオバケたちだ。
中に入るとおばけだらけだ。
何のオバケか分かりにくい。
気持ち悪いのはR指定のはずだ。
小さい時みたぐるぐるの絵本を思い出す。
母から色んな絵で写真を撮ってくる様にと言われている。
鬼の真似をしたら係員が飛んできた。なぜだ。
赤鬼もいる。
物まねをせよという父上の要求にこたえるのが疲れてい来た。
オバケ好きのおばさんに話しかけられる。
鼻息荒いぞ。
疲れた。
父上にもう帰るとねだった。
ケーキを食べさせてもらえると言われたけども、どのケーキ屋さんにも入ってくれない。並ぶのが嫌なんだって。うっかり寝てしまったら起きたらもうすぐ最寄駅だ。
六本木のケーキ屋よりおいしいと言われてヨウケル舎でケーキを食べて帰った。どうしても外で食べたい、母とでなく父上と食べたいとねだったのだ。おうちに帰るとかやちゃんがいるから嫌だとは言わなかった。