ふみちっちの冒険、かやぴの探検

ふみちっちとかやぴが、その触れる世界を綴る

石拾い

寝相の元気なふみちっちは、夜中に父上の隣から転がりだし、母の向こうへ突き進み、ばあばを乗り上げたところで驚かれて元の布団に戻された。

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 泊った宿はバカでかい。ここしか空いていなかったそうだ。父上は見覚えがなんとなくあるとかつぶやいていた。

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 朝は、石拾いの好きなふみちっちのたっての願いで、石でできた公園に来た。

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でもいつものように葉っぱを探す。

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慎重に今日の葉っぱを選んだ。

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シーソーの取っ手をしっかり掴めと母に言われるが、もう片方の手は大切な葉っぱを持っているのだ。

 今日は暑い。

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大きな石ころを触る

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瀬戸内海の島々の眺めることができる眺めのきれいなところに公園はある。

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よくあるような滝だとおもっていたら作り物で、触るな撮るなと注意される。

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公園の中には削りかけの石の彫刻がたくさんある。みんなが熱心に眺めていてるあいだ、石の上でうんうんとうなってうんちをたっぷりした。外でのうんちは初めてかもしれない。

近くにかわいいケーブルカーがあると母が乗りたがる。何度も言われてふみちっちもその気になって乗ることになった。

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山頂のお寺は暑くて、父上と二人でへばった。

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ばあちゃんの魚屋でお昼ご飯をとり、瀬戸大橋を抜けて、川沿いの繊維の街に来た。

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美術館を回った後は街歩き。母におんぶしてもらった。

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じいじとばあばはずっと待ち歩き。

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夜は岡山でお寿司を食べて、混んだ道路を抜けて遅くに帰り着いた。