母がふみちっちと渋谷にデュフィーを見に行きたいと言う。父は教養がなくて知らないらしい。母によるとシャガールぐらい有名だと言う。
日差しが強く暑いなか、お出かけした。
途中から、駅までは高いところだけを歩いて行くことを決心した。孤高の路を行くのだ。
がんばったため初めて駅まで歩くことができた。
渋谷の美術館まで来ると、まだ始まっていないことが分かり、目黒にシャガールの版画を見に行くことになった。版画にはお馬さんも描かれていて面白いのだが、ふみちっちは背が低くてよく見えない。母に「みせて、みせて」とせがんでだっこしても貰って見て回った。