ふみちっちの冒険、かやぴの探検

ふみちっちとかやぴが、その触れる世界を綴る

幽霊と戯れる

瀬戸内海最後の日は、疲れ切った母の肩もみから始まった。

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朝は、小豆島の半島の村の集会所に馴染んでみた。

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そして、女の子に飛び越えられ、

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水をかけられた。母は見ていないって。

 

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昼には、犬島に渡って精錬所美術館を見る。三島由紀夫の家がばらばらになって飛んでいるのを見た。父は見ていないって。

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暑い暑い。

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帰りのバスが遅れて新幹線に乗り遅れそうになったのだけど、新幹線が出る二分前に大地震予報が出たおかげで間に合った。何にも揺れなかったって。