ハイファの墓
ネアンデルタール人の洞窟を目指してハイファに向かう途中、母がお墓に行きたいとちょっと向きを変えた。お昼ご飯を日陰で食べて、お墓巡りだ。
かやぴも陽気に歩き出す。
あら、丁度いい大きさの扉
でもなんか違う
この先は埋まっているのだ。
ミイラが怖いふみちっちも、ヘッドランプをもらってやってきたのだ
なかなかヘッドランプの出番がない
かやぴはどこでも登っていく
やっとミイラがいるかもしれない所に来た。
地図を持ってうろうろする
かやぴもライトをもらて意気揚々とやってくる
ふみちっちとライトの取り合いだ。
どうやらここが一番大きな墓らしい
墓石の前に立たされる
かやぴもランプもち
へんなライオン
ふみちっちはこっちの絵の方が好き
母はこれが好き
かやぴはライトをもらってご満悦だ
ああ面白かった
古代の笑い方らしい。
近くの丘に登る
アザミの茂みだ
ふみちっちは馬除けが渡れない。
暗渠
母の気まぐれで暗渠に入ることになった。当日父上にそっけないブリーフィングを受けた。真っ暗、地下深い細いトンネル、水が流れている、首まで、出口まで半時間。あぷっぷ、ううー。近づいて来ると、目が宙をさまよう。
入り口でチケットを受け取った。70センチよ、幸運をだって。
地下へどんどん降りていく。深いぞ。
なんか歴史の解説があったりするけど、耳に入らない。立てこもって戦うときに水がくめるとか、どっかの山から水路を引いたとか、どうでもいい。
皆大集団で臨んでいる。興奮気味だ。
入り口では水がごうごうと音を立てて狭い水路に流れていく。どこへ流れていくのかは真っ暗で見えない。ちょっと偵察に行った父の報告では急激に深くなっていくらしい。水も冷たく、引き返す人もちらほら。
かやぴを抱っこしていた父上が、かやぴを母に渡して、ふみちっちを抱っこしてくれることになった。父上のヘッドランプももらって出直した。
暫く抱っこしてもらったら浅くなった。
後はどんどんイケイケだ。
エイラットでうんちをした水着で冒険だ
かやぴも探検だ
やっと外に出れた。
太陽がまぶしい。
こんなので行った人がいたんだ。
帰りは城壁の発掘トンネルを伝って戻る。
父上が待ってくれなくて泣く。
母にも見捨てられる。
やっと本当に外に出た。
かやぴは颯爽と歩く
ふみちっちは今になって無駄に冒険のふりをする。
エルサレムだ。
荷物を取りに戻ってお菓子を食べる。足が冷えてお腹が空いた。
お墓
朝から王様のお墓が百個もあるという所に出かける。
ミイラの声があちらこちらから聞こえて怖い
ミイラはお尻を触ったりする
闇の中からほーほーとミイラの声がする
かやぴは全然怖くない
ふみちっちは一人ではだからお墓には入らない
ミイラが来たら逃げるのだ
かやぴは一人で歩く
かやぴはミイラみたいな顔しているのだ
母と穴を通り抜けた
地下におうちが見える
落ちたら怖い
父上はお墓に上ってしまった。
かやぴはお墓で迷う
誰もいない
そのうち、迷宮に迷い込んだ
壁の穴を抜けると外に出られる
海沿い
一人でミイラから逃げていく
ここもやはり暑い
影が恋しい
深く暗い横穴があるのだ
地下の街跡
王様の墓を後にして空港に向かう。空港のある街でラザロの墓のある教会に行った。
ラザロの棺桶だ
なんかみんなが汲んでいく水
墓が下にある教会
外は暑い
多分ラザロの骨
海沿いでランチを食べた。イスラエルでは食べにくい魚介料理だ
ラザロの墓は熱心な信者がいっぱいやってくる
モザイク
昨日までに母は見たいとしていたすべての教会を回ることができたそうだ。今日は修道院を一つ見て、ふみちっちの待っていた海に行くのだ。
殆ど何も見せてもらえない修道院ではリンゴと水をもらって、山への道を案内された。
車を道路わきに止めて登る
ふみちっちは外歩きの方が好きなのだ
近くには滝もある
この洞窟に籠った隠者が、修道院の起こりである
ここは誰でも入れるのだ。
良い景色を楽しんだので降りる
ワイナリーに囲まれた修道院に来た。
観光地になっているだけで、修道院にはほぼ見るものがない。
飽きてふらふらしたふみちっちは一瞬迷子になってしまった。
ガラスやとかもあるが、レースが伝統的なものらしい
観光地として人気上昇中のようで、新しい店が次々と作られている
変わった味のワインも買った
お菓子も少し買った
やっと海に向かう。
海と言っても海岸沿いの公園に入って、母がモザイクを見た
暑い中を歩き回って疲れた。
海と違ってちょっと腹立たしい
かやぴも暑くて疲れてきた
父上の肩車でないと動けなくなってしまった。
きれいなモザイクは限られたところにしかなかった
水疱瘡の薬が日焼け止めのようだ
建物は涼しい
ふみちっちは肩車で公園から運び出された。疲れた。
トロードス山々は続く
今日は宿の近くから始まる。昨夜ほとんど散歩したところなのに、車だと大変な遠回り。
どこも絵がぎっしりだ。たぶん窓とかがないからだ。
柱もだ。
隣の博物館にも入った。なんじゃこりゃ。
かやぴはうっとり。
なにもってんのかなあ
今日は修道院にも行ってみるのだ。
修道院には誰でも泊まれるそうでたくさん客室がある。
扉がなぜかすごく低い
掃除中の部屋をのぞくと悪くなさそう
水回りがダメなんだって
あの井戸しかないのかなあ
お祈り中の人が中にいたりする
目覚ましかなあ
朝ご飯を修道士が持ってきてくれるようだ。アトラクションかなあ。
かやぴ博物館に潜入するも、泣いて撤退する。
うろうろ
帰るか
通りがかりの町々に卵がおいてある。フライパンに入った肉のお供えがあることもある。
遠くまで移動
ドイツ人の大きなツアーに押し出された。
でも同じ店で同じものを食べたので、直ぐに料理が出てきた。
長く車に乗った後は、かやぴも歩かないといけない
ふみちっちも遊ばないといけない
とんでもない道を通って次の教会に向かう
ちょっと埋もれていた。
外壁にも絵が残っているのだ。
雪除けと外壁の間は、かやぴの運動会場
お兄ちゃんは優しくすると見せて
ほったらかしたり
倒したりする
またまた峠を超えていくと
おじさんがカギを持ってきてくれる教会がある
鍵で開けてもらえるところは、たいてい中も写真を撮ってよい
司祭が座っているところは駄目である
おじさんに、次の教会のおじさんに開けてもらえるようお願いしてもらう
最後の教会
中に十字架の破片が入っている。見せてもらったけどわからなかった。
トロードス山々
母の大好きなビザンチン教会をみるためにキプロスに飛んできた。
ふみちっちはブルーカードを無くしちゃったのでこの機会に新しいのをもらいたいのだ。
ホテルは一つ星。おじいちゃんの経営する、山の中にある小さな宿だ。
教会は山間の村々にあり、車で村から村へ山道を走って訪問する。
外見は特に宗教的でないが、中にはぎっしりと宗教画が描かれている。
ちょっと村中にあったものから、山の上に外れてある教会へ移動。
電話をかけて中に入れるか確認しなければならない。
先に訪問した人がいたせいか、開いていた。
かやぴも一人で散策だ。
たいてい、外壁のさらに外側に雪除け屋根がついていて、昔の教会がおおわれている。
ふみちっちは少し前に水疱瘡になってのだが、予防接種を受けていたため軽かった。
次の村に移動。たいてい町のコーヒーショップの人に頼んでカギを開けてもらうようだ。
鍵を開けてもらうまで、周りをうろうろして待つ。
屋根の敷板が飛んできて刺さりそうで怖い。
ふみちっちにうつされたかやぴの水疱瘡はひどい。
やっと中に入れてもらう。訪問客が来るたびに明けに来るのも大変だろう。
それ程人気のある観光対象ではなく、訪問者はみんな物好きだ。
写真を撮ってよい教会と、駄目な教会がある。
ここはよい。
屋根の裏側。
さて、みんな次に行くか。
外の方が好きなかやぴとふみちっち。
かやぴはよく転ぶ。
そして歩く
ふみちっちは登るのが好き。かやぴだけが登らせてもらうのは、ふみちっちは絶対に許せない。
次の教会に移動。
他の教会であった人にも会う。数少ない同じ場所をめぐる人だ。
覆いの下に昔の教会が見えている。
内側は、絵か絵がはがれた壁。
近くの村で遅い昼食をとろう。
どこの村にも大きな壺や窯がある。
お昼は、シェフを電話で呼び出すところから始まった。
ふみちっちは、鶏を捕まえるのに時間がかかっていると聞いたけど、本当かなあ。
かやぴも歩くことにした。
ふみちっちは、母とかやぴの間に入りたいのだけど、なかなか許してもらえない。
かやぴは歩くのが一番好きだ。
飽きるまで歩くぞ
雪の残る峠を超えて次の村に向かう。
教会以外は人家なし。
司祭だけが隣にすんでいるっぽい
ガリラヤ湖
キリストが布教活動に勤しんだらしいガラリヤ湖に行った。人はそんなに住んでないけど温泉があったりする。
靴を脱ぐのが面倒な皆を代表して温泉を楽しんだ。
ここにはシナゴーグの遺跡があって、浮かれた獅子が描かれている
ふみちっちには、魚が双数形か複数形かは綴りだけからは分からない。
いつもの星座図
えい
模様がいつもと違う
はしれ
湖畔の丘に来た
かやぴはどこでも歩きたがる
ヤモリは噛むぞ
母がアザミを指さして、大きいと笑う
父上が手を差し出して、バッタが大きいと驚く
ふみちっちはどこでもおしっこが出来るようになった。もう漏らさないぞ。
おおきなウサギが飛び出して来てにらみを利かした。おお怖い。
パンの奇跡の教会に来た。
ふみちっちがお休みしている間にかやぴは見学
かやぴはどこへ行っても人気で、皆に写真を撮られる。
ペテロの教会
ふみちっちは眠くて座り込んだ
絶対に動かない
ガラリヤ湖を触りに来た
洗礼である
カトリック教徒も頑張る
階段
手